犬の知能は人間に例えると2、3歳の子供の知能と同じくらいとされています。
たくさんいる犬種の中でも頭の良し悪しがあり、どの犬種が1番頭がいいのか気になりませんか?
実は犬の知能について調査してランキング化した方がいます。
それがカナダのコロンビア大学のスタンレー・コレン博士です。
彼は心理学者でもあり、ドッグトレーナーでもあります。
犬が人の指示を理解する能力を犬種ごとに調査しました。
それでは賢い犬種ランキングベスト5をご紹介します。
賢い犬種ランキングベスト5
賢い犬種は何なのか?
ベスト5に絞り、紹介します。
いきなり1位から発表していきます。
1位≪ボーダーコリー≫
1位は犬好きの間では頭がいいと有名な『ボーダーコリー』です。
イギリス原産のボーダーコリーは牧羊犬として世界で最も活躍している犬種です。
牧羊犬のショーを見た方はわかると思いますが、牧羊犬の仕事はハンドラーの笛などの指示によってさまざまな動きを瞬時に行い、羊を思い通りに誘導します。
これは指示に対しての理解力や判断力が不可欠で、頭が良くなければうまくいきません。
また、運動神経抜群なことから日本ではアジリティーやディスクドッグ(フリスビー)、フライボール、ドッグダンスといったさまざまなドッグスポーツでも活躍しています。
2位≪プードル≫
一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では家庭犬・愛玩犬と分類されていますが、元は水中回収犬や鳥獣猟犬として活躍していたのが2位の『プードル』です。
ハンターが銃で仕留めた水鳥の回収や鳥獣猟のパートナーとして活躍していただけあって、物覚えも早く賢いです。
あの独特なプードルカットも実は冷たい水の中に入っても頭や心臓、関節の部分が冷えないように毛を残してあるからあのスタイルなのです。
ちなみにプードルは小さい順からトイ・プードル、ミニチュア・プードル、ミディアム・プードル、スタンダード・プードルと4種類に分かれます。
3位≪ジャーマンシェパード≫
3位は警察犬のイメージが強い『ジャーマンシェパード』です。
頭が良く、忠誠心と服従心に富み、警察犬の他に災害救助犬や軍用犬、麻薬探知犬などの作業犬でも活躍しています。
こんなに多方面で活躍できるのは多才だからに他なりません。
あなたは襲撃訓練を見たことがありますか?
とても迫力があって、襲われる側だったらと思うと少し怖いですが、勇敢なジャーマンシェパードのかっこよさを実感できます。
4位≪ゴールデンレトリーバー≫
4位はレトリーバー(回収者)の名前を持つ『ゴールデンレトリーバー』です。
ハンターが銃で撃った獲物を回収する鳥獣犬として仕事をしていました。
賢く穏和な性格な為、日本でも人気がある犬種です。
ゴールデンレトリーバーは大型犬の中でも人気が高いですよね。
基本的には優しい性格なので、小さなお子さんがいる家庭でも仲良くできると思います。
5位≪ドーベルマン≫
5位は警備犬として作られた『ドーベルマン』です。
警備犬として改良された為、厳しい訓練や難しい訓練に耐えられる非常に賢い犬種です。
ジャーマンシェパードと同様、警察犬や軍用犬、麻薬探知犬などさまざまな分野で活躍する万能犬です。
見た目はいかつくて怖いイメージもあるドーベルマンですが、飼い主には従順で強い忠誠心がある犬種なので家族の中では仲良くできます。
しかし、警備犬だっただけあって見知らぬ人間や他の犬に対しての警戒心が強い一面もあるので、飼う場合は気を付けましょう。
【まとめ】
もちろん犬種によっても賢いかどうかは個体差があります。
ボーダーコリーでも物覚えが悪い子もいれば、ベスト5に入ってない犬種でも物覚えがいい子もいます。
日本人でもアメリカ人でも勉強が出来る人、出来ない人がいますよね。
犬も人間と同じです。
ただ、よくペットショップで「頭がいい犬種なので飼いやすいですよ」と説明されていますが、逆に言えば頭がいい犬種だからこそ飼いにくいということです。
しっかりしつけをし、飼い主がリーダーシップを取らないと、どんどん自分の都合のいい方に自己判断して、いたずらがエスカレートしていってしまいます。
賢い犬種を飼いたい方はその点も考慮して飼ってくださいね。
こちらのランキングも参考にしてみてくださいね。
今回紹介されたあの犬種がこちらでもランクインしています!
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