あなたの愛犬は太っていませんか?
「おやつを催促してくるからあげちゃう」
「ご飯を食べていると欲しそうに見てくるからつい…」
「あげないように気を付けているんだけど、家族がこっそりあげている」
愛犬の可愛い催促に負けて、ついついおやつなどをあげちゃう方は多いですよね。
気持ちはわかりますが、愛犬の肥満は病気や早死にさせてしまうリスクがあるんです!
本当に愛犬のことを思うなら肥満にさせないことが大切です。
そこで今回は肥満について、ダイエット方法をご紹介していきます。
肥満のリスク
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私達人間も肥満は病気の原因になりますが、犬も同じです。
肥満からなる病気は以下のようなものが挙げられます。
- 心臓病
- 糖尿病
- 呼吸器系の病気
- 関節炎
- 椎間板ヘルニア
一つずつ詳しくみていきましょう。
心臓病
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脂肪が増えて体が大きくなることで、その分血液も多く必要とします。
そうなると心臓がたくさん血液を循環させようと頑張ってしまいます。
それが心臓病に繋がってしまいます。
心臓病は早期に発見できれば進行を遅らせたり、症状を軽くしてあげることができる場合もあります。
早めに肥満を解消してあげるだけで、心臓の負担も軽減できるのですぐにでも肥満は解消してあげましょう。
糖尿病
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糖尿病は、糖分を過剰に摂取することで血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなり、血糖値が常に高い状態になってしまう病気です。
私達人間でも深刻な病気の一つですよね。
糖尿病は進行することでさまざまな臓器に影響を与え、合併症を引き起こします。
白内障、神経障害、糖尿病性腎症、肝障害、細菌感染など。
最悪の場合は死に至ることもあるので、最も避けたい病気の一つです。
呼吸器系の病気
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肥満になることで、脂肪で気道が圧迫されてしまいます。
元々呼吸器系の病気を抱えている子であったり、小型犬の場合は特に気を付けましょう。
呼吸器系の病気は状態が一気に悪化することもあるので、少しのダイエットでリスクを減らせるならダイエットをしましょう。
関節炎
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体重が増えることで関節に負担がかかり、炎症が起きます。
それが慢性的な痛みをもたらしてしまいます。
痛いから動きたがらなくなり、どんどん太っていってしまいます。
怪我をしてないのに歩き方がおかしい、歩いたり動いたりすることを拒む場合は関節炎の可能性があるので獣医さんに診てもらいましょう。
椎間板ヘルニア
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椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にある部分(椎間板)が飛び出すことで神経を圧迫してしまう病気です。
悪化すると麻痺してしまい、歩けなくなる場合もあるので注意が必要です。
コーギーやダックスフンドなど、胴が長い犬種に多く見られますが、
トイプードルやフレンチブルドッグなど、どの犬種でも起こりうる病気なので肥満や抱っこの仕方にも気を付けましょう。
肥満度チェック
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肥満度のチェックの仕方は体重ではなく、体型で確認しましょう。
犬種の理想体重は定められていますが、その子の骨格などによっては理想体重より多くても適正体重であることもありえます。
そこで、愛犬の肥満度をチェックするには次に紹介するボディコンディションスコアを参考にしてください。
ボディコンディションスコア(BCS)
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ボディコンディションスコア(BCS)とは、見た目と触れた状態から体型(特に脂肪の付き方)を5段階で評価したものです。
犬のボディコンディションスコア(BCS)と体型
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(画像引用:環境省)
この表のBCS 3の時の体重を理想体重としています。
自分ではよくわからないという方は動物病院に行った時に獣医さんに判断してもらいましょう。
ダイエットをしよう
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犬は野生の時、いつでも食事にありつけたわけではありません。
次いつ食べれるかもわからないので、食べれる時に食べれるだけ食べてしまうのが犬の本能です。
その為、飼い主が与えれば与えるだけ食べてしまうんですね。
逆に飼い主が与えなければ食べることもありません。
愛犬のダイエットは飼い主次第ということです。
では、具体的にどうすればいいのかをご紹介します。
おやつ禁止
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肥満になる要因のほとんどの場合は、飼い主がおやつを与えすぎていることにあります。
一度おやつを与えるのをやめましょう。
どうしてもやめることが出来ない場合は、まずはあげる量を減らしていくことから始めましょう。
おやつを与えることが習慣になってしまってると、どうしても欲しがってしまいます。
おやつは毎日もらえるものではないと理解させましょう。
運動
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肥満度によっては、いきなり過度な運動は椎間板ヘルニアや怪我の要因となってしまいます。
上で紹介したボディコンディションスコアの表『BCS 4』レベルであれば、散歩以外にもボール遊びなどの運動を取り入れましょう。
『BCS 5』レベルの場合は、まずはおやつなどを控えて『BCS 4』までレベルを落としてから運動を始めましょう。
しかし、『BCS 5』の子でも出来る運動があります。
それは、水泳です。
水泳なら関節や背骨に負担がかかることなく運動が出来る為、肥満時の運動やリハビリに向いています。
泳ぐのが苦手な子も多いですが、ドッグプールなどでスタッフに補助してもらいながら泳がせましょう。
ドッグフードの給仕量や種類
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ドッグフードの給仕量や種類も見直しましょう。
「ちゃんと適正な給仕量を与えるのに」
という方は表記されている給仕量を少し減らして与えましょう。
また、ドッグフードの種類にも注目です。
メインの肉の種類では、鶏・馬・鹿の肉が低カロリー高たんぱくでオススメです。
それに加え、穀物をたくさん使用しているフードは控えましょう。
穀物は消化がしづらく、太りやすい傾向にあります。
肥満であってもなくても、グレインフリー(穀物不使用)がオススメです。
【まとめ】
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太っているとコロコロしていて見た目が可愛いと感じる方も多いと思います。
しかし、「肥満は虐待」と言われるように、肥満から病気になるリスクが一気に上がり、そこから早死にしてしまう可能性が高いのです。
肥満は体に良くないということは誰でも知っていることなので、知ってて肥満にさせているのは虐待と言われても仕方のないことですね。
私達人間は自分で好きな時に好きなだけ食べれてしまうのでダイエットが難しくもありますが、
犬の場合飼い主が気を付けるだけで簡単にダイエットが出来るんです。
愛犬に健康に長生きしてほしいなら肥満にさせないように心がけましょう。
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