病気になってからでは遅い!愛犬にも健康診断を受けさせよう~内容から費用まで~

あなたは愛犬の健康診断を定期的に行っていますか?

「まだ若いから必要ないでしょ~」

「今は元気だから元気がない時でいいよね」

と、のんきに構えている方が多いのではないでしょうか?

確かに病気知らずの子もいますし、愛犬が若くて元気いっぱいの時は心配ないと思う気持ちもわかります。

しかし、犬は言葉を話せないので痛みを我慢していることが多いのです。

あなたが気付いた時には病気の進行が進んでいたなんてことがないように、

今回は犬の健康診断の内容から費用までご紹介します。

犬の健康診断

内容を説明する前に健康診断の必要性をご紹介します。

必要性

犬の健康診断も、私達人間の健康診断と同じ『早期発見・早期治療』が大切です。

犬の寿命はここ最近でグングン伸びています。

それと共にさまざまな病気になるようにもなってきています。

犬の病気で多いのが、ガン、心臓病、腎臓病などです。

これらの治療には時間と費用がとてもかかります。

時間と費用は飼い主であるあなたに負担がかかりますが、それ以上に愛犬の体にはとてつもなく大きな負担がかかります。

愛犬の為にも早期発見・早期治療がとても大切になってきます。

そして、その早期発見・早期治療するには健康診断が重要なんですね。

内容

では、ここからは健康診断の内容を説明します。

健康診断の種類は以下のようなものがあります。

  • 身体検査
  • 血液検査
  • 便、尿検査
  • レントゲン検査
  • 超音波検査
  • ドッグドック

少し詳しく見ていきましょう。

身体検査

簡単な身体検査ならどこの動物病院でもやってくれます。

主に体温測定、聴診、触診などです。

また、目や耳、口など体全身を診ています。

血液検査

血液検査もどこの動物病院でも頼めばやってくれます。

血液検査では栄養失調、脱水、肝機能障害、炎症など、さまざまなことがわかります。

犬にもその日のコンディションがあるので、数値の多少の誤差があれば1週間後に再検査してみましょう。

また、健康状態の数値を確認しておくのも大切です。

便、尿検査

便・尿検査もまた、動物病院で頼むとやってもらえる検査です。

便は硬さ、色、ニオイのチェックや、血が混じってないか、寄生虫がいないかなどを調べてもらえます。

尿検査では脱水などがわかる尿比重、糖尿病などがわかるグルコース、アルカリ性か酸性かわかるpH、腎臓障害がわかる尿たんぱくなど、さまざまなことがわかります。

便・尿検査は犬に負担がかからない検査なので、気軽にできますね。

レントゲン検査

レントゲン検査は骨や関節の異常、腫瘍などの発見、肺・腹部・胸部・心臓などさまざまな部位の異常などがわかります。

しかし、場合によっては鎮静や麻酔をすることもありますので、犬にとっては少し負担がかかります。

超音波検査

超音波検査は、リアルタイムに臓器などを見ることが出来る検査です。

肝臓、腎臓、脾臓などの臓器の異常、血液の流れ、組織の炎症などがわかります。

正確な検査を行う為に超音波検査用のゼリーを体に塗ったり、剃毛を行う場合があります。

ドッグドック

ドッグドックとは、人間ドックの犬バージョンのことです。

通常の健康診断よりもガン検診や甲状腺ホルモン検査など、更に詳しく検査をしてもらえます。

しかし動物病院によっては行っていなかったり、検査項目が違うので、希望する場合は動物病院に確認してみましょう。

費用

費用は動物病院によって大きく変わってきます。

また、検査内容によっても変わってくるので一概には言えません。

しかし、おおよその金額をまとめると…

検査内容 費用
簡単な検査 数千円~
一般的な検査 1万円程度~
精密検査、ドッグドック 1万5千円~3万円

また、日本獣医師会の報告によると、健康診断(1日ドック)全体の平均金額は14,021円となっています。

気になる方は行きつけの動物病院で確認してみましょう。

郵送健康診断

郵送で健康診断が出来るのを知っていましたか?

「うちの子、動物病院が嫌いで…」

「近くに動物病院がない」

など、簡単に動物病院に行けない方にオススメです。

検査内容によりますが、費用は5千円~1万5千円ほどです。

尿や便、体毛を取るだけなので、愛犬の負担もなくて手軽にできますね!

【まとめ】

言葉を話せない犬は、どこか不調があっても痛みを我慢していることが多いです。

愛犬の元気がないことに気付いてもどこが悪いのか、どこが痛いのかわかりませんよね。

そんな物言わぬ愛犬の為に、年に1回の頻度で健康診断を行うようにしましょう

どこも異常がなく、健康であることがわかれば安心して毎日を暮らせますし、

何か異常があれば早期治療が実現し、愛犬の負担も軽減できます。

シニア期に入るとガンなどの病気になる確率がグンと上がります。

愛犬を癌から守る!癌を抑制する食材一覧

愛犬がシニアであれば年に1回ではなく、半年に1回の健康診断をオススメします。

愛犬にいつまでも元気で長生きしてもらう為にも、健康診断について考えてみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。