犬の死亡原因第一位は「癌」です。
犬も人間と同じく癌で死亡する子がとても多いのです。
癌になる原因はさまざまで、遺伝的な要因だったり、食生活だったり、環境だったり…
犬は寿命は私達人間より短い分、癌の進行も早いです。
すでに癌に侵されている子の為にも、
癌にならないように予防したい子の為にも
今回は癌に効果的な食材を野菜と果物に分けてご紹介します。
癌に効果的な野菜
癌に効果的な食材は以下のものがあります。
一つずつ効果を含めて詳しく説明していきます。
- ブロッコリー
- にんじん
- にんにく
- さやいんげん
- かぼちゃ
- しいたけ
- さつまいも
- トマト
- スイカ
- 昆布
ブロッコリー
ブロッコリーは癌と戦う上で最も重要な野菜の一つです。
大量のビタミンCとベータカロチンを含みます。
オスの場合は、甲状腺に問題を抱えてしまう可能性もあるので、少量にしておきましょう。
にんじん
にんじんは免疫系をサポートし、消化を助け、腺組織の働きを強化します。
ベータカロチン、ビタミンB・C・D・K・B3、リボフラビン、カルシウム、カリウム、リン、鉄、マグネシウム、マンガン、ヨウ素を含みます。
更ににんじんは老化防止にもなります。
にんにく
にんにくは免疫系をサポートします。
鉄の最良の供給源で、ほんの少量でも効果は大きいです。
ビタミンA・B・C、カルシウム、カリウム、亜鉛、マンガン、銅の供給源です。
与える時は、すりおろしたにんにくを
小型犬は小さじ4分の1
中型犬は小さじ1杯
大型犬は小さじ2杯
を目安に、それ以上は与えないようにしましょう。
さやいんげん
さやいんげんはビタミンAの最高の供給源になります。
ビタミンC・K、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナイアシン、リボフラビン、チアミン、食物繊維、鉄、銅、葉酸、オメガ3を含みます。
かぼちゃ
かぼちゃは抗酸化物が豊富な野菜です。
癌治療の薬は消化器系に負担をかけるので、投薬中の子には積極的に摂取させましょう。
便秘や下痢に効果的です。
しいたけ
しいたけは免疫系をサポートし、抗がん作用の成分を含みます。
しかし、下痢する子もいるので初めて与える時は注意が必要です!
さつまいも
さつまいもはビタミンEの最良の供給源です。
ビタミンA・B6・C、カルシウム、カリウム、鉄、銅、ベータカロチンを含みます。
食物繊維が豊富な為、健康な胃腸管を作り上げます。
トマト
トマトはある種の癌リスクを下げるリコピンを豊富に含みます。
リコピンは加熱することで、より吸収力が増します。
オリーブオイルで炒めると吸収率がアップします。
与えすぎは、関節炎の悪化に繋がる可能性があります。
スイカ
スイカはトマトより40%以上ものリコピン(抗酸化物)を含みます。
利尿作用や肝臓強化作用もあります。
昆布
昆布は肝臓、胃、腎臓機能をサポートする肉と同じ高たんぱく質な海藻類です。
フコイダンを豊富に含みます。
癌細胞にフコイダンを投与すると、アポトーシスと呼ばれる細胞死によって72時間以内に癌細胞が破壊されます。
癌に効果的な果物
野菜に続いて果物も見ていきましょう。
- りんご
- ブルーベリー
- メロン
- マンゴー
- ザクロ
りんご
りんごはビタミンCと、その他の抗酸化物の供給源です。
ペクチンが豊富で下痢や便秘に効果的です。
ブルーベリー
ブルーベリーには抗がん作用を持つ天然成分の「レスベラトロール」と、抗酸化物が豊富です。
与えすぎると、中毒を起こす可能性があります。
メロン
メロンにはベータカロチンが豊富です。
ビタミンB6、ビタミンC、食物繊維、葉酸、ナイアシン、カリウムの供給源です。
マンゴー
マンゴーには食物繊維、ビタミン、ミネラルの供給源です。
そして少量のタンパクも含まれています。
ザクロ
ザクロにはエラグ酸を豊富に含みます。
腫瘍の血管新生の軽減を示すアントシアニンとプロアントシアニジンも含みます。
【まとめ】
これらの食材はもちろん私達の体にもいいものなので、私達が食べる時にほんの少しをついでにあげるだけでも、愛犬の癌予防になるならあげたいものです。
やっぱり愛犬には病気や癌にならずに、元気で長生きしてもらいたいですよね。
遺伝的な要因で癌になってしまう場合は防ぎようがないですが、普段の食生活で癌を予防できるならできるだけ予防してあげましょう。
また、今回は癌に有効な食材まとめの記事でしたが、
他にもさまざまな食材の効果や与え方をまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
『これってあげても大丈夫?』犬も食べられる食材一覧あなたの愛犬が元気に長生きしますように♡
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