愛犬を知るには、犬の豆知識10個を学べ!

あなたは犬のことをどれだけ知っていますか?

知っているつもりでも意外と知らない犬の豆知識を10個まとめました。

愛犬の問題行動の原因や、不思議な行動の謎が解けるかも?!

犬の豆知識10選

犬の体のこと、行動についてなど意外と知らないことが多い犬の豆知識。

あなたはいくつ知っていますか?

犬の聴覚は私達人間のおよそ6倍!

犬は音の大きさを聞き分ける能力は私達人間の約6倍と言われています。

1km先の音や障害物がなければそれより遠くの音にも気付くことが出来るんです。

また、音を感じる音域の差は私達の約4倍だそうです。

私達人間の可聴域(聞こえる音の範囲)は、20Hz~20,000Hzと言われていますが、

犬の場合は40Hz~65,000Hzです。

特に3,000Hz~12,000Hzの音域は最も犬にとってよく聞き取れる範囲なんだそうです。

更に音のする方角を聞き分ける能力は人間が16方向に対し、犬は32方向と2倍なんですね。

これだけ耳がいいのですから、雷や花火の音にビックリして怖がるのもうなづけますね。

犬の嗅覚は人間のおよそ1,000~1億倍!

犬の嗅覚は、私達人間の1,000~1億倍も優れているとか!

この差は犬種や個体によって得意・不得意があるからなんですね。

鼻の短いパグやフレンチブルドッグよりも、鼻の長いシェパードやドーベルマンなどの方が、単純にニオイを嗅ぎ分けることができる組織が多いからなんです。

また嗅覚が優れているからといって、臭いニオイが私達よりも強烈に感じるわけではありません。

ニオイの強弱ではなく、ニオイの種類を数多く嗅ぎ分けられるということです。

犬は猫舌

猫舌は猫だけではないんです。

実は、犬や他の動物もみんな猫舌なんです。

それは、野生動物は体温よりも熱いものを食べることがないからです。

私達人間だけが火を使い、加熱した物を食べるので、熱い物が食べれるように進化したんですね。

とはいえ、私筆者は猫舌ですが…

犬は塩味に鈍感

私達人間の舌には味を感じる味蕾の数が約1万個あるのに対し、

犬の味蕾の数は約2,000個と、人間の5分の1なんです。

そして、私達は甘味・苦味・酸味・塩味・旨味と5つの味を感じることが出来ますよね。

犬の場合は、旨味以外の甘味・苦味・酸味・塩味の4つを感じますが、その中でも塩味にはかなり鈍感です。

それは犬が肉をメインで食べてきた為、動物の肉を食べる時に血液も取り込みます。

血液には塩分が含まれている為、肉を食べていれば塩分バランスが自動的に取れるから塩味に敏感になる必要がないんですね。

ちなみに犬には水味がわかるそうです。

私達は美味しい水とまずい水の区別は出来ますが、それに対し犬は水に含まれるイオン濃度を感じることが出来るんです。

このイオン濃度により、水の中の塩分量を検知できるのだとか!

塩味に鈍感な分、水味がわかるように進化したってことのようです。

犬の視力は悪い

犬の視力はだいたい0.3程度。

よく犬は目が悪いと言われますが、やはり実際にもぼやけて見えているようです。

私達人間の目は正面についていて、見渡せる視野は180度です。

それに対し犬はやや外側を向いていて、250~270度の広範囲を見渡せています。

遠視なのか近視なのか、またはどちらでもない正規なのかは、犬種や個体によって違うようです。

ジャーマンシェパードやロットワイラーは近視の個体が多く、グレーハウンドは遠視の個体が多いそうです。

犬の動体視力はテレビがコマ送りに見える

視力が悪い代わりに、犬の動体視力は非常に優れています。

1秒間に30フレームをも表示しているテレビは、コマ送りにしか見えていません。

更に、静止した物体は500m、動いている物体は800m先で認識できたという実験結果もあります。

牧羊犬にいたっては1,500m先にいる人の合図を認識することができます。

犬は狩りをしてきた動物なので動いている物体には非常に敏感で、私達人間が視力が悪いのとは違う世界が見えているんですね。

犬の色別能力はモノクロではない

ひと昔前では、犬はモノクロに見えていると言われてきましたが、実はそうではありません。

確かに私達ほどカラフルな世界は見えていませんが、犬は青~黄色の範囲が色別できています。

青と黄色だけでなく、その中間色もわかるそうです。

カリフォルニア大学の犬の視覚実験では、

私達が見えている色 犬に見えている色
暗いグレー
緑・黄色・オレンジ 黄色っぽい色
紫・青 青っぽい色

という結果が発表されています。

特に赤と緑の色別が苦手なようなので、その点も踏まえておもちゃの色を選んであげたいですね。

犬の血液型は9種類もある

私達の血液型はA・O・B・AB型の4種類ですが、犬の血液型は私達人間とは全く異なるんです。

実際犬の血液型は13種類以上に分類されていて、日本ではその中の

DEA1.1、DEA1.2、DEA3、DEA4、DEA5、DEA6、DEA7、DEA8

の9種類が認められています。

更にここに+と-が付き、とても複雑になっているんです。

それに加え、犬は1頭に2、3種類の血液型を持っています。

このように複雑で複数の血液型を持っていることから、輸血の際はどの型にも適合する万能な血液を使用するんですって!

確かにこんなに種類があったら完全に一致する血液を準備するのは難しいですもんね。

指紋ならぬ鼻紋がある

私達は一人一人違う指紋を持っていますよね。

しかし犬には指紋ではなく、1頭1頭違う鼻紋を持っているんです。

鼻紋って何?って思った方、愛犬の鼻を近くでじっくり見てみてください。

よく見ると鼻にしわがあるのがわかると思います。

そのしわが指紋ならぬ鼻紋なんですね。

指紋同様、鼻紋も生まれてから死ぬまで変わることはありません。

鼻紋は犬だけでなく、猫や牛などもあるんですって。

ちなみに肉球には肉球紋はないんだそうです。

チャウチャウは食用犬

あなたはチャウチャウという犬種を知っていますか?

実はチャウチャウという犬種は食用として作られた犬種なんです。

中国やベトナム、台湾などのアジアでは犬を食べる犬食文化が浸透していました。

また、日本でも犬を含む「肉食禁止令」が施行された675年までは、犬食文化が確認されています。

チャウチャウは、中国で今でも食用として繁殖されている犬種です。

肉は食用、骨は漢方、毛皮はコートなどに利用されているそうです。

しかし、チャウチャウは全世界でペットやショードッグとして愛されています。

見た目ももふもふして憎めないルックスなので、食用にはしてほしくないですよね。

【まとめ】

皆さんは、犬の豆知識いくつ知っていましたか?

とても身近な犬の豆知識、意外と知らないことが多いものです。

これを読んで、愛犬の体のことや行動の原因が少しはわかっていただけたかと思います。

この知識を少しでもしつけに活かせてもらえたらと願います。

また犬の習性や本能についてもっと知りたいと気になった方は、こちらの記事も面白いかもしれません。

愛犬の問題行動の原因を知る!犬の本能16個

あなたと愛犬のハッピーライフを応援しています♡

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