ペット先進国から学びたい!海外の犬事情

日本では最近ペットを家族の一員として迎えるようになってきました。

それによってペットに関する情報や見方がどんどん変わってきましたね。

今まで番犬として外に繋がれてた犬を家の中で飼う家庭も増えてきたし、旅行に行く時も一緒に連れて行く家族も多くなってきました。

家族の中では大切な存在として地位を上げてきたペットですが、日本という社会の中ではまだまだ物扱いとされている悲しい現実があります。

そこで今回はペット先進国と言われている国がどこなのか?

その国での犬事情を見ていきましょう。

ペット先進国といえばヨーロッパ!

  • イギリス
  • スウェーデン
  • ドイツ

ペット先進国として有名なのはヨーロッパです。

では、この3国の特徴を見ていきましょう。

イギリス

イギリスは日本より動物愛護が100年先を行っていると今でこそ言われていますが、実は200年ほど前までは動物の虐待行為が横行していたのです。

しかし「動物も人と同じように苦痛を感じている」という主張と、動物虐待を批判する声が高まり、動物に関する法律が作られました。


1824年に「動物虐待防止協会(現在のRSPCA)」が設立
1911年に「動物保護法」が制定
1951年に「ペット動物法」が制定
2006年に「動物福祉法」が制定


「ペット動物法」ではペットショップを完全許可制にし、許可のないペットショップでの生体販売を強く禁止しています。

このように数十年で次々に法律が制定されて、あっという間に今の動物愛国となりました。

この背景には多くの動物愛護精神の強い人が一生懸命に動いてくれたおかげに他なりません。

また、飼い主は皆犬のしつけに力を入れている為、交通機関や公共施設に人と一緒に入り利用することが出来ます。

公園でもノーリードで歩いている人を多く見かけます。

飼い主は親が子供をしつけるのと同じように犬をトレーニングスクールに通わせ、しっかりとしたしつけを行っているのです。

その甲斐あって交通機関、公共施設などで迷惑をかけることが少ないのです。

スウェーデン

スウェーデンもまたイギリスと同じように動物愛護精神が高く、そして厳しいことで有名です。

厳しいと言われるスウェーデンの動物保護法の一部を紹介すると…

  • 人間の監視のない所で犬を6時間以上置き去りにしてはいけない
  • 動物を飼う時はその動物の自然な行動を損なってはいけない
  • 動物をブリーディングする際はその動物を苦しめてはいけない
  • 電気ショックのある首輪、スパイクのついたチョークチェーンを使用した犬の訓練の禁止
  • 家畜の屠殺を行う前には必ず麻酔をかける

と、この6つだけ見ても日本の動物に対する愛護精神がいかに低いかが見て取れます。

またスウェーデンでも地下鉄や路面電車、バスなどの交通公共機関には「犬連れ可能車両」が存在していて、犬と一緒に利用することが出来ます。

しかし意外にもスウェーデンの犬の飼育率は日本よりも低く、その背景にはスウェーデン人の「ペットを飼う責任の重さ」を真剣に考えているからこそ、安易に犬を飼わないという動物愛護の精神の強さから来ているのでしょう。

ドイツ

「ペット先進国といえばドイツ」という声もたくさん聞かれます。

ドイツもまた「犬の保護条例」という法律で、とても細かい条件が決められています。

  • ゲージやサークルの大きさや飼育面積も犬種や犬のサイズによって詳細に決められている
  • 室内飼育する際は窓の大きさも決められている
  • 犬を置き去りにして6時間以上の長時間の留守番をさせてはいけない
  • 1日に最低でも2回、合わせて3時間以上の散歩や運動をさせなければならない
  • 外気温が21度以上になると、車の中で置き去りにしてはいけない
  • 生後8週間に満たない子犬は母犬から離してはいけない
  • 生後1年未満の子犬は鎖で繋いで飼ってはいけない

など、これ以外にも細かくたくさんの決まりがあります。

またドイツには「犬税」という税金制度があることで有名です。

飼育頭数により金額が変わり、無駄な多頭飼育や繁殖を防ぎます。

檻の中で飼育する頭数により課税される為、檻で飼育することでの犬のストレスを減らす効果もあります。

この犬税により、多頭飼いの増加や安易に犬を飼う人の抑制となり、結果として犬の保護に繋がっているのです。

この徴収された税金は公道や公園整備などにも使われているそうです。

【まとめ】

日本より進んでいるペット先進国と言われる国は他にもたくさんありますが、今回紹介した3国を見てもペットのことをただ可愛いと可愛がるだけの日本と違って、本当にペットのことを想っての法律や条件が決められていますね。

日本も少しずつではありますが飼い主の意識が高まってはいますが、まだまだ法律ではペットはモノ扱いですし、ペット先進国ではすでに禁止になっているペットショップでの生体販売も未だに当たり前になっています。

しかし最近日本でも生体販売を禁止にしようと動いている人もいるようです。

愛するペットの為、少しでも早く日本もペット先進国に近づけるように私達も行動していきましょう。

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